2012年08月01日

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 1:ポロネーゼ婦人 2:エヴァンゼリン 3:妖精の森
 4:伝道 5:伝道2 6:美しきオブジェ

番外編:マダム・ジュジュ
      <本編とは全く別のお話>

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2012年08月05日

ベイムート伯爵の怨念27

「ねぇ、クレス。私のお願いきいてくれる?」
「マティアスの、お願い?」
「貴女の望みもかなえてあげるから・・・」
マティアスがミディアに目配せする。
ミディアが隣の部屋からころころと小ぶりの台を押してきた。
セイレンのところでも見たことのある審問台だ。
下に滑車がついているので、どこにでも運べるようになっている。

クレッセントの目が審問台に釘付けになった。
そこにはシスターの衣装をまとった美しい少女が二つ折りにされ縛り付けられていた。
後ろ手に縛られ、膝は胸の横まで折り曲げられ審問台から伸びているベルトで固定されている。
下着はすでに脱がされているため、少女の恥ずかしい部分は天に向かって丸出しになってしまっていた。
黒い衣装から真っ白な少女の股間と脚が露出している。
なんとエロティックな光景だろう。

大声で泣きながら許しを請う少女。

「可愛い娘でしょう?
 今度のミサで使うつもりなんだけど、もし気に入ったのなら、貴女にあげてもいいわよ」
「え〜っ・・・」
両手を頬に当て、顔をほんのり赤く染めながら、うれしそうに応えるクレッセント。

「お持ちかえりも自由よ。なんなら貴女のおうちまで送ってあげるわ」
少女の股間から目が離れないクレッセント。
毛もろくに生えそろっていないその少女の股間は、女のものと言うよりは、まだまだ幼女のものだった。

「当然、生娘よ♪」
「き・生娘・・・」
最近セイレンのせいか、生娘という言葉に下半身が反応してしまうクレッセント。

「助けてください、お姉さま。どうかお願いします、助けてください・・・」
大粒の涙を瞳に絡め、可憐な美少女がクレッセントに嘆願する。
「ミサに連れていかれたら、私は殺されます。
 どうかお願いします、助けてください・・・」
泣きながら助けを請う少女のなんと可憐なことか。
「どうするの? いらないの?
 いらないならこのままミサ用にするわよ」
「お姉さま、お願いです。助けて、助けてください」
「わ、わかったわ。この娘(こ)を私にちょうだい・・・」
「気に入った?」
マティアスが笑顔で尋ねる。
「は、はい・・・」
「こんな可愛い娘、めったにいないものね。
 ナージャっていうのよ。
 ベッドでいつも抱く愛奴にしてもいいし、
 徹底的に仕込んでレズ用の性奴にしてもいいわね。
 愛汁を絞り出すだけの汁肉とか
 ただただ犯すだけの性肉ってのも素敵よ。
 貴女の好きなようにしたらいいわ」
ミディアの表現がとても淫らで刺激的だ。


「そ、そんなつもりじゃぁ・・・」
「ま、どうするかは、貴女の自由だから」
ミディアが嘘ばっかりと言わんばかりに挑発する。

「この娘を助けたくて・・・」
「分かってるわ。その代わり、私の欲しいものもよろしくお願いするわよ」
マティアスが天使の笑顔で言う。

「は、はい・・・」
「それじゃぁ、私達は退散するわね。
 2人だけの夜を楽しんでちょうだい♪」

そう言い残して部屋から出ていくシスター達。

「わ、私は・・・そんなつもりじゃぁ・・・」

ミディアが、とんっと巨大な張形を審問台の上に載せて、出て行く。
ちらっと振り返った顔が、いたずら娘のようで可愛い。

「だ、だから・・・そんな、つもりじゃ・・・」





「ありがとうございます。本当にありがとうございます、お姉さま」

涙を流して感謝する美しい少女。

「お姉さまは、命の恩人です。本当にありがとうございました」

少女が縛りつけられている審問台に近づいていくクレッセント。

「お姉さま、どうかお願いします。脚のベルトを外してください。体がとても痛いの、お願いします」

少女の股間に釘付けのクレッセント。
それでも少女の脚を固定しているベルトに手をかけ外しにかかる。

目の前に少女の性器。

「あっ! お、お姉さまっ!! あっ、あぁ〜〜〜っ!!!」

たまらず少女の股間にむしゃぶりつく。


絶叫が部屋中に響き渡った。


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2012年08月09日

ベイムート伯爵の怨念28

窓から、心地よい朝日がさしこむ。

高原の柔らかな日差しを浴びて、朝露をたたえきらきらと光輝く草原。
その中にたたずむ荘厳な修道院。
真横から受ける日の光が神々しい。

その神秘的な世界の中で
失神した少女のクリトリスに吸いついたままのクレッセント。

幻想的な神の神殿で、夢中で淫らな行為にふけるクレッセントがなんとも美しい。

口や鼻の周りは、少女の鮮血で赤く染まっている。

無垢な少女の泉には、無残にも巨大な責め具が深々とねじ込まれたままだ。
泉の入口は異物の挿入で裂けんばかりに伸びきっていた。

「あらっ、昨晩はお楽しみだったようね」

ミディアがクレッセントを少女の股間から引きはがす。

「マティアスがお呼びよ。
 さっ、次は貴女の番ね、いらっしゃい」

うつろな瞳で少女の股間を見つめたまま、ミディアに引き立てられていくクレッセント。




「あ〜っ! あっ、あぁ〜〜っ!!!」
クレッセントの泣き叫ぶ声。

甘く耽美な少女の花園という夢から覚めたクレッセントを待ちうけていたのは、ミディアの厳しい絞り縄だった。
全裸にしたクレッセントの、その腕をきつく背中で縛り上げ、胸をきんきんに絞り出したところだ。
背中で掌を合わせる合掌縛りよりも、はるかに厳しい縛り。
背後で両肘から掌まで合わせる縛り、腕絞りとミディアは表現する。
肩の関節を潰すための縛りだ。
そして突き出した乳房を上下の縄と縦縄で絞り出す、胸絞り。

「いっ、痛い! 痛い!! あっ、あぁぁぁぁ〜っ!!!」
クレッセントの絶叫が、ミディアにとって心地よい。
全裸にした女性をきつく縛り上げるのが一番の趣味だと言わんばかりに
陶酔しきった表情で縄で胸を絞り出す。

絞り上げたクレッセントの乳房を背後からミディアが揉みこんでくる。
「あっ、あぁっ!」
「あら? やっぱり^^」
「あ・あぅっ、うぅぅぅぅ・・・」
絞り出され敏感になっている胸を執拗に揉み込まれ、身悶えするクレッセント。
「クレス、貴女。おっぱいが少し大きくなってきてるわよ」
「あっ、あうっ、あぁぁぁぁ・・・」
しつこく、しつこく揉み込まれる乳房が、芯からしこってくる。
「そうよね、毎日毎日、朝から晩まで、というか朝から朝まで連日休み無しで抱いてあげてるんだもん、ちょっとは大きくなるわよね♪」
両乳房をぐっとすくい上げ、強く揉みしだく。
「んあっ、あぁぁぁぁぁぁ]
そして乳首を転がされた。
「あっ! あぁぁぁぁぁ・・・」
仰け反るクレッセント。
「ほんと、いい声で鳴くのね。そそられるわ」
反り返った目の前にミディアの顔。
アップで見ると、本当に目の覚めるような美貌だ。
「マティアスには内緒よ」
喘ぎまくるクレッセントの口をミディアの唇が塞いだ。
乳房を優しく揉み込まれ、熱いキッスを受ける。
「んっ・・・ん〜〜〜っ」
全身を悩ましげにくねらせるクレッセント。
挿入されたミディアの舌に、待ってましたとばかりに自分の舌を絡めていくクレッセント。

マティアス美女軍団の筆頭、ミディア。
その桁外れの美貌だけでなく、レズテクも抜群だ。
情熱的な口付けと乳揉み数分で、クレッセントはもうメロメロ。

ミディアの左手が乳房から離れ、腹部をなぞり、下半身へと伸びていく。
「んっふ〜・・・」
ミディアのキッスに酔いしれるクレッセント。
そして無毛の丘の中心にそそり立つクリトリスに触れた。
「あっ! んっ!!」
全身を貫く快感。
「なぁに、こんなに硬くしちゃって」
昨日、少女の股間に吸い付いてからというもの、クレッセントのクリトリスは爆発寸前まで勃起していた。
「あはっ! あ〜ん・・・」
ミディアが女の最も敏感な突起を指でこりこり転がした。
「あうっ、あぁぁぁぁぁぁ〜・・・」
仰け反り、大きく悶えるクレッセント。
「もう、たまらないんでしょう?」
とろとろと垂れ流れる女の汁を指先にからめ、ゆっくりと擦る。
「うぅぅぅっ!」
脳天を襲う性感に我を忘れて喘ぎまくる。
「天国、行く?」
優しくミディアが尋ねる。
「いくっ、いくっ、いくっ!」
何度もうなずきながら、すがるような目でクレッセントが嘆願する。
「そう、いい娘ね。じゃぁ、貴女の一番いい声、聞かせて」
ミディアがにっこりと微笑む。
マティアスもそうだが、この悪魔達の笑顔は人のものではない、まさしく魔性の微笑みだ。
一目見ただけで、心が奪われる。

クレッセントのきんきんに勃起したクリトリスを中指と薬指ではさみこみ、ぐりぐりこね回しだす。
「あぁぁぁぁ、うぅぅぅぅぅぅ・・・」
一番いい声のリクエストに応えるかのように、クレッセントが悩ましい声を上げ、全身をくねらせる。

悦ぶミディアの指がどんどん速くなる。
「あうぅぅぅぅっ!」
下半身から湧き上がる快感が全身を襲う。

ミディアがスパートをかける。
無毛の丘を大胆に擦りまくった。

彼女の腕の中でのたうち回るクレッセント。

「あっ! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


大きく仰け反り、あっという間に、エクスタシーに上り詰めた。


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ベイムート伯爵の怨念29

美貌をほんのり朱に染めながら、恍惚の海を彷徨っているクレッセント。

立て続けに数回エクスタシーに追い込まれ、悩ましげにその白い肉体うねらせベッドに横たえている。

昨晩の少女の股間から興奮しどおしだったその身体は、ミディアの絶妙なる指技で爆発し、激しくイきまくった。
「あぁぁ・・・」
エクスタシーの余韻を楽しむかのように、縄がけされた妖しい身体を官能的にくねらせる。

「まだ、足りなかったのかしら?」
ミディアを悩ましげな瞳で見つめ、色っぽいため息をもらしながら身悶えする肉体。
「あぁ・・・」
くねくねと太腿を擦り合わせ、喘ぐ。

「なんていやらしい身体なのかしら?
 これ以上誘わないで。
 胸を絞りなおさないといけないんだから・・・」
クレッセントの艶めかしい肉体に動揺しながらも、せっせと胸絞りの準備をするミディア。

腕絞りの縄はそのままだが、乳を絞っていた縄が一旦外される。
ベッドの上で気持ちよさそうにくねる美しい肉体の上に馬乗りになり、その淫らな乳房を両手で揉み上げた。
「あっ、あぁぁぁ・・・」
妖しい肉体が悶える。
周りからぐっと乳房を集めるようにして揉み上げる。
「あん、あぁぁぁぁぁ・・・」

乳房の周りに痛みが走った。
「うん、うまくいきそうよ♪」
寄せられたクレッセントの乳房の周りに細い縄が一周。
ミディアがその縄を引き絞った。

淡い官能の世界から一変、強烈な激痛が走る。
クレッセントの絶叫。

ミディアが乳房の周りにさらにもう一周させて思いっきり絞る。
散々揉み込まれ芯からしこってきている乳房が、細い縄できつく絞り出された。
廊下にまで響き渡るクレッセントの悲鳴。

「今まではちょっと小さかったからできなかったの。これが本当の胸絞りよ」
のたうち、泣きじゃくるクレッセントをよそに冷静に胸を絞り出すミディア。
絞り出した乳房に別の縄をかけ、さらに絞り込む。
すでに絞り出されているぶん、2本目の縄のほうが強烈だ。
「これで貴女も一人前の女になったってことよ」

小ぶりのクレッセントの乳房。
スレンダーなクレッセントにはちょうどいい大きさだ。
掌サイズで揉み心地は抜群なのだが、一本の縄で絞り出そうとすると、するっと抜けてしまう。
お椀を伏せたような形なのでもう少しで絞れそうなのだが、今まではミディアがどんなに頑張っても無理だった。
しかし、ここにきて連日連夜の淫らな女同士の性交のおかげか、クレッセントの乳房が一回り大きくなったようだ。

掌サイズの自分の乳房がお気に入りだったクレッセント。
幸か不幸か少し大きくなった乳房は、今ミディアの真の胸絞りの責めを受けて悲鳴をあげている。

そして3本目の縄が乳房に巻きつけられた。
通常の縄だ。
きりきりとミディアがあらん限りの力で絞りだす。
激痛でのたうつクレッセント。
そして、意識が飛んだ。

なんとみごとに小ぶりのクレッセントの胸がきんきんに絞り出された。
真っ白な形のいい乳房に深く食い込む縄。
絞られ丸く突き出す胸。
確かにこれも美しい。

ミディアが気を失ったクレッセントを優しく起こす。
残忍な女縄師は獲物の悲鳴を聞きながら縛るのが好きらしい。

すさまじい悲鳴が轟く。

うっとりとした表情でミディアが、もう1つの美しい胸もきりきりと絞り上げていった。




「あら、クレス。胸を絞ってもらったの? とっても綺麗よ♪」

また失神していたところをたたき起こされ、マティアスの部屋に引っ立てられてきた。
マティアスの優しい笑顔。
思わず抱きついて、その胸で泣きじゃくった。
激痛と戦いながら一生懸命、胸の縄を緩めて欲しいと嘆願する。

「ここにいる娘達は、みんな絞ってるのよ。
 貴女より若い娘もいっぱいいるけど、みんな我慢しているんだから、貴女も我慢しなさい」
天使の笑顔でそう言い、クレッセントのおでこにそっとキスするマティアス。
「いいわね、クレス」
優しく微笑む。
「は・・・はい・・・」
返事しながらもマティアスの胸でおいおいと泣きまくるクレッセント。
「まぁ、困った娘ね。 じゃぁ、クレスの一番Hなところにキスしてあげるから、それで我慢しなさい」
クレッセントの絞り上げられた胸がじんじんと高鳴る。
「どこにキスして欲しいのか言いなさい」
「ん〜〜〜っ!」
たまらずマティアスの口に唇を重ねた。
それに応えるようにマティアスの熱い口付け。
舌を絡め、唾液が流し込まれる。
「ん〜っ、ん〜〜〜」
艶めかしく身体をくねらせるクレッセント。

キッスだけで、上りつめそうになる。
少女の股間といい、ミディアからの愛撫といい、もう身体に点いた火が消えるどころかどんどん燃え盛ってくる。

「あら、口でよかったの? キッス?」
「あ〜ん、これは違うの。これは、挨拶よぉ」
「なぁにそれ? キッスは終わりよ♪」
「あん、マティアス
 お願いいじめないで・・・
 もう我慢できないの・・・」
「まぁ、ほんとHな娘ね。
 ねぇ、私のことセックスの対象としか見てないでしょう?」
「あぁぁぁ、マティアス。お願い、抱いて。抱いて・・・」
「ねぇ、本当のこと言いなさい。
 私のこといやらしいことをしてくれるHな女としか見てないでしょう? どうなの?」
優しい笑顔で尋ねるマティアス。
夢中でうなずくクレッセント。
「マティアス。マティアス、お願い・・・抱いて・・・」
「わ、うなずいたわ。この娘。なんて娘よ」
ちょっとふくれてみせるマティアス。
「あぁぁぁ、マティアス。お願い、お願いよ・・・」
官能的に肉体をくねらせるクレッセント。
誘惑波動も全開だ。
「ん〜、わかったわ。じゃぁもう一回聞くね、どこにキスして欲しいの?」
その言葉に全身を震わせるクレッセント。
「ク、クリトリス・・・」
「ん〜、クリちゃんね。そうね、もうきんきんに勃起して、真っ赤になってるものね」
指で軽く弾いた。
「あっ! あぁぁぁぁぁ・・・」
全身を電流が走ったように仰け反るクレッセント。
「ふふふふふ・・・可愛い娘。脚を開いて♪」

「あぁ・・・」
悩ましげな喘ぎ声を上げるクレッセント。

真っ白な長い脚が官能的に開く。

「あぁぁ・・・」
女の泉からとめどもなく汁が滴り落ちる。

無毛の双丘にそそり立つクリトリス。

金髪の天使がそこに吸い寄せられる。

マティアスの真っ赤な唇が、色っぽく開き


クレッセントのクリトリスを含んだ。


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2012年08月10日

ベイムート伯爵の怨念30


「ねぇ、クレス。ベイムート伯爵の娘さんの魂を開放したとき、何か起こらなかった?」

豪華なベッドの上で、いつものセクシー下着でクレッセントを抱くマティアス。
マティアスの熱い口付けを股間に受け、何度もエクスタシーの波に飲まれたクレッセント。
朦朧とする意識の中で、まだ官能の渦にまきこまれているかのように、なよなよと身体をくねらせる。
「あぁぁぁぁん」
もじもじしながら、悩ましく喘ぐ。
「ねぇ、聞いてる?」
悶えるクレッセントの顎に手をあて、上を向かせ優しく接吻する。
もっともっととおねだりするクレッセント。
「ねぇ、どうだったの?」
応えないとキスしてあげないよ、とばかりにクレスの顔を押えて言う。
「あぁぁぁ・・・せ、精霊が1人、一緒に捕らわれていた・・・」
「精霊が?」
マティアスの顔が真剣な表情になる。
キスを求めるクレッセント。
軽く接吻するマティアス。
「あぁ〜ん・・・」
もっとしてぇ〜と甘えるクレッセント。
「それで?」
「前・・・会った少女が来て、友達を助けてくれてありがとうって言ってた」
「それで!」
クレッセントをぐっと抱きしめるマティアス。
「うっ! い、痛いわ・・・」
「あっ、ごめん。それで、それでどうしたの?」
「お礼に鍵をあげるって・・・」
「鍵! それだわ!! それを探していたのよ、クレス」
思いっきり抱きしめるマティアス。
「あうっ! い、痛い! 痛いわ、マティアス!」
「よくやったわ、クレッセント!!」
「マ、マティアス、お願い・・・この縄をほどいて、お願いよ」
「それは、だめ!」
天使の微笑みで、きっぱり断るマティアス。
「ど、どうして? 逃げたり、抵抗したりなんてしないわ・・・お願い、マティアス」
「そうじゃないのよ。
 その縛りは貴女が私のものだっていう証なの。
 これからいっぱい抱くのに、今外してどうするのよ」
「あん、そんなぁ・・・と、とっても痛いのよこれ・・・」
「そうよ♪
 後で膝崩しって言って、膝の関節を壊す縛りもするけれど、
 その腕絞りは肩の関節を壊す縛りなのよ」
「マティアス、そんなぁ・・・許して、私は・・・」
「だめよ。
 私、貴女のこと気に入っちゃったんだ。
 逃げられないように脚と腕の関節は潰しておくのよ」
クレッセントを胸に抱き、優しく髪の毛を撫でながらマティアスが言う。
「あぁぁぁ、マティアス・・・お願い・・・」
泣き出すクレッセント。
「泣かないの、クレス。
 貴女はもう私のもの、いいわね。
 もう、この話は終わりよ」
泣きじゃくるクレッセントに接吻をする。
「ん〜っ・・・」

マティアスの熱い口付けで、なんとか泣き止むクレッセント。

「で、話を戻すけど。その鍵ってもらったの?」
「ん〜、それがね、もらったような・・・
 もらっていないような・・・」
「手渡し、されてないってことね?」
「そ、そう・・・」
「そりゃそうかもね。
 鍵なんだから・・・
 クレスの身体も、精神も前のまま・・・
 いったい、どこにあるのかしら?」
綺麗な瞳でクレッセントの身体中を見渡すマティアス。

「どこなのかしら・・・ね?」
口を尖らせて、クレッセントの唇を指で軽くはじきながら言う。

「ま、時間はこれからたっぷりあるから
 じっくりと身体の隅々まで探してあげるわ。クレス」

ちょっと顎を引いて、恥ずかしげにうれしそうなそぶりをするクレッセント。

甘えるクレッセントの唇に

その真っ赤な唇を重ねていくマティアス。


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2012年08月12日

ベイムート伯爵の怨念31

「ねぇ、クレッセント。約束よ♪」

下から舐め上げる。
「あっはぁ〜〜〜」
マティアスの顔を太腿ではさみこみ、おおきく仰け反るクレッセント。

「鍵をちょうだい」

真っ赤に充血したクリトリスに舌をそよがせる。
「あうぅぅぅぅ・・・」
マティアスの顔を強く締め付け、痙攣する。

「ねぇ、クレス」

口にくわえて吸い上げた。
「あぁぁぁぁぁぁっ!」
女の泉から淫らな汁がぶっと噴出した。

何度もエクスタシーに追いこまれた肉体は、ものすごく敏感になっている。
こんな刺激でも軽くイってしまう。

香りたつ蜜壷に深く顔を埋め
とめどもなく溢れ出る女の蜜を飲み干す。
「あ、あぁぁぁ・・・」

<鍵は見つけたんだけど、どうやって受け取るんだろう?>

長い舌を挿入し、恥壁を擦る。
Gスポットだ。
「うっ、あぁぁぁぁ」
ぶるぶる震える、クレッセント。

「ねぇ、クレス。うちで一番可愛い娘をあげたでしょう? 約束よ♪」

<そうか、等価交換・・・
 強大な力を得るためには、それなりのモノが必要ってわけね>


マティアスがクレッセントの股間を広げ、その金髪を整える。

そして真っ赤な唇がゆっくりと下がり、無毛の丘に吸い付いた。
「あっ! あぁぁぁぁぁっ!!」

股間と戯れる、休憩の時間は終わりだ。
一気に追い込みにかかった。





押し寄せる波に漂い、ゆらゆらとゆらめく。

全身に残る快感。

今日でもう何回目だろう。

今までに何回、ここに連れてきてもらったことだろう。

もう、離れられないかもしれない・・・

これが・・・性の奴隷・・・?


失神するまで何度も何度も追い込まれた。


「クレス。ねぇ、クレス」
マティアスの優しい声。
声を聞いただけで、身体が歓喜に震え、どっとあふれ出す。

「私の、大切なお友達を紹介するわ」

マティアスの横に銀髪の背の高い美しい女性がいる。

<ここは?>
雲ひとつない紺碧の空に、一面の銀世界。

「トールっていうの。
 とっても強い私の見方よ」

トールがしっとりと微笑む。
マティアスの横にいてその美貌に引けをとらない。

「きっと貴女も、助けてくれるわ。
 困ったことがあったら彼女に相談してみて」

<なんて、きれいな人だろう・・・>

「ね、トール。
 この娘のお友達になってあげて、お願い。」
「わかったわ、マティアス」

クレッセントに優しく微笑むトール。

「・・・でも、この娘には既に2人の・・・」
「えぇ、知ってるわ。って、2柱?
 1柱は分かっていたんだけど・・・」
「もう1人いるわ。
 まだ深く眠ったままだけど」
「どうおりで体内探査で、解析できない部分が多いと思ったわ」
「私で3柱目ね」
「えぇ、お願いするわトール」
「クレッセント。
 私のかけがえのない友達マティアスからのたっての願いにより、
 貴女に永遠の友情を誓いましょう」

こんな美しい女性に友情を誓われただけで、胸が高鳴りどきどきする。
「う・うれしいわ、トール。
 これからよろしくお願いします・・・」

「こちらこそよろしく。
 私は貴女の天に宿りましょう」

美貌のトールがさらに美しく微笑んだ。

よからぬことを考えているのだろうか、
頬をそっと朱に染めるクレッセントだった。





「ねぇ、クレス。約束じゃない、鍵を頂戴」

「ん〜〜〜」
クレッセントをその腕に抱き、情熱的なキッスをするマティアス。
全身をくねらせ喘ぐクレッセント。

右手でクレッセントの絞りだされた左胸を揉みしだく。
「あぁぁぁぁぁ」
大きく仰け反る。

「鍵は見つけたのよ。
 貴女の心臓にあったわ」
キッスをもとめてマティアスの唇を追いかけるクレッセント。

桜色のマティアスの唇がクレッセントの乳首と戯れる。
「あっ、うっ!」
堅くなった乳首を舌で巧みに転がす。
「あ〜っ、あぁ」
そして、吸い上げた。
「あっ! あぁぁぁぁぁ・・・」
仰け反り、反り返るクレッセント。

「鍵が切り離せないんだったら、心臓ごともらっちゃうわよ。いいの?」
せっかく見つけたものの
なかなか手に入らないいらだたしさを
見せつけるマティアス。

左胸の上で指先を立て押し込んでくる。
皮膚を超えて、実際に指が体内に入ってくる。
「あっ!・・・」
「心臓ごと、えぐるわよ・・・クレス」
真っ白な指を心臓めがけて突きたてる。

「あっ!あぁぁぁ・・・
 か、鍵はあげるわ。
 貴女にあげる・・・
 心臓ごとあげるわ・・・マティアス!」
クレッセントが泣きながら、マティアスに言う。
「で・でも、怖いから・・・キスして!
 キスして、マティアス!!」

クレッセントの口をマティアスの唇が塞ぐ。
マティアスの舌がクレッセントの舌に絡みつく。
どろっと唾液が流し込まれる。
口の中いっぱいに広がる甘い体液。
「あぁぁぁぁぁ」
柔らかい舌が、クレッセントの舌と戯れ、こすりつけあう。
<な・なんて素敵なキッス・・・>

身体の芯から溶けていきそうな、濃厚な口付け。
ぐ〜っと、乳房が揉みこまれる。
「あっ、あぁぁぁぁぁぁぁ」
胸への愛撫とキッスだけでエクスタシーの予兆を感じる。




<クレスの心臓をえぐって、鍵がもらえるのなら、えぐってもみせるが・・・もらえるはずもない・・・>

<クレスは私に、鍵をくれようとはしている・・・なのに、なぜもらえない?>

<よく考えるのよ、きっとあと一歩よ
 ・・・現状から、もう一度考直してみましょう。

 捕らわれていた精霊を助けたとして、クレッセントが鍵をもらった。
 おそらくその精霊は、ペイムート伯爵の娘を誘(いざな)うために来た・・・冥府の精霊。
 退魔団が娘の魂を封印したとき、供に封印されてしまった。
 だからオーランドは精霊の封印された宝玉で、冥府から亡者を呼び出せたんだ。

 クレッセントが娘の魂を開放したときに、その精霊も開放された。
 そして少女がクレッセントにお礼だといって、鍵を渡した。 

 その鍵を、クレッセントは私に渡す意志がある。
 口だけでなく精神感応もしたから、この娘(こ)は本気で私に鍵を渡すつもりではある。

 でも、渡しかたが分からない。
 もらいかたが分からない。

 クレッセントには彼女の大好物、年端も行かない生娘をあげた。
 等価交換に値するほどの、柱との契約もクレッセントに渡した。

 それでも、足りないの?

 それとも、私ではだめなの?

 そもそも鍵を持った少女は、それまでここにいた私の前には現れなかった。
 随分あとから来たクレスに、精霊開放のお願いをしている。

 柱が契約相手の人の子を選ぶのは当然だとしても、契約の委譲はできるはずよ。


 私にその資格がない・・・というの?

 いや、その資格がないとか資質がないという考えかたはやめよう。
 全てが否定されてしまうわ。

 だとすると・・・
 その鍵を欲するからだめなの?

 その鍵はクレッセントのもの。
 クレッセントのものを欲しがるから、
 だめなのかもしれない。

 でもその鍵が必要なのよ・・・どうすれば?>


「クレス、お願いがあるの」
下からマティアスの唇をねだるクレッセントの口に、唾液を垂らす。
夢中ですするクレッセント。

「貴女が持っている鍵のね、複製を作って欲しいの。スペアキーよ」

マティアスの唇をもとめて、雛のようにぱくぱくしているクレッセントに軽くキスをする。
「そして、そのスペアキーを私に頂戴。
 そうすれば、貴女の心臓をえぐりださなくてもよくなるわ」

天使の笑顔で微笑むマティアス。
「ま、マティアス・・・えぐって。心臓をえぐって。
 私の心臓をえぐって、マティアス!」

マティアスの腕の中で悶えまくるクレッセント。
<あ〜ぁ・・・悦にいっちゃってるわ・・・
 仕方ないわね、もう一回失神させて、おちついてからまた話すか♪>

これからの官能を期待し
うち震えるクレッセントの股間に

マティアスが吸い付いた。

「あっ! あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


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2012年08月14日

ベイムート伯爵の怨念32

ゆらりゆらめく官能の世界。

全身がびんびん感じ、身体が自然にくねまくり悶える。

「クレス、クレス・・・」

何度も、何度もここに連れてきてくれる
優しいマティアスの声が聞こえる。

どっと泉から愛液が滴る。

「ねぇ、クレス。スペアキーを作って」

「で、でも作りかたが・・・」

「いいの、私の言うとおりにして。お願いよ」

「はい、なんでも貴女の言う通りにするわ・・・死ねと言われたら、死ぬわ!」
マティアスに甘えるクレッセント。

「興奮しないで、クレス・・・お願いよ。とっても大切なことなの」

「マティアス、私は貴女の言うことはなんでもきくわ」

「いい娘ね。大好きよ、クレス。愛してるわ」

「んっふ〜ん・・・」
全身をくねらせるクレッセント。

「イメージして。 少女からもらった鍵。 同じ物をもうひとつ作るの。 複製よ。

 同じ能力、同じ機能。そして同じ力。

 まったく同じものよ・・・

 いいわね、クレス」

「は、はい」

マティアスの熱いキッス。
「ん〜っ、ん〜〜〜っ!」

マティアスの腕の中で悶えるクレッセント。

「ねぇ、クレス。できた?」

「で、できたわ・・・」

「そのスペアキーを私に頂戴」

「は、はい・・・」
夢中でうなずくクレッセント。

マティアスがクレッセントの唇を塞ぐ。
「んん、んん〜〜〜ん・・・」

長く情熱的な唾液交換。

マティアスの甘い蜜が流れ込み
身体の隅々まで満たす。

クレッセントはもう、昇天寸前。


「・・・」

<もらえない・・・
 渡すための、条件やタイミングがあるの?

 渡すための条件

 鍵はとても重要な物
 自分にとって重要な物は

 大切な人にあげる?
 愛する人にあげる?>


「クレス、貴女の一番愛する人にそのスペアキーを捧げて。
 貴女が心から大切に思う人にそのスペアキーを・・・」

キスをしながら、クレッセントの上にのしかかるマティアス。
そして両脚を開らかせた。

張形を女の泉にあてがう。
「あっ! いや! いやよ、マティアス!」
責め具で貫かれると分かり、抵抗するクレッセント。

全体重をかけて、一気にねじ込んだ。
「あうっ!! あぁぁぁぁ!!」
激痛と快感に痙攣しながら反り返るクレッセント。

マティアスが腰の責め具を大きくグラインドさせる。

「あっ! あぁぁぁぁ!!!」
子宮をかき回されるえもいえぬ快感で、思いっきり仰け反るクレッセント。

ぐりぐりぐりぐりこね回す。

「うっ! あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
あっという間に子宮から全身に広がる官能。

も・もう、イきそう!

「愛してるわ、クレス!」
<本当よ、だから・・・私を選んで!>

「スペアキーを頂戴・・・お願いよ、クレス」
責め具で直結されている2人だ。
クレッセントが感じる快感は、マティアスも同じくらい感じる。

「一生貴女を愛すわ。そして、一生貴女を抱いてあげる」
いや、自分で調整できる分マティアスのほうが大きな快感を味わっているはずだ。

クリトリスを擦りつけながら、女の宮をかき回す。
「あっはぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
大きく仰け反ったままのクレッセント。

<クレス、私を選んで。私に鍵をちょうだい。そうしたら私は貴女を・・・>

そして、力の限り打ち込む。
「あうっ! あぁぁぁぁぁ!!!」

レズ特有の淫らな音が部屋中に響き渡る。

責め具から子宮に伝わる、大きな振動。
膣壁を刺激する。
Gスポットから湧き出す、快感。
<か、感じる・・・こ、このままじゃぁ私が先に・・・>

「あっ、あ〜〜〜っ!」
マティアスが、大きく反り返る。
<もうちょっと、我慢よ・・・もうちょっと・・・>
伝わる振動を抑えようと、責め具を締め上げる。
「あうっ!!!」
膣を締め上げることによって、さらに快感が湧き上がって来た。

クレッセントの乳房をわし掴みにして、握りつぶす。
「ひっ! あうっうっ!!」

<・・・だ、だめだ・・・>
「あっ、あ〜〜〜〜〜っ!!」
マティアスがエクスタシーを迎える。

力の限り乳房を絞り上げ、仰け反る。
マティアスの全身が痙攣する。

その痙攣が昇天寸前のクレッセントを強く突き上げる。


マティアスのエクスタシーに呼応するように、クレッセントもエクスタシーを迎えた。


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posted by Jiji at 14:16 | TrackBack(0) | ベルムート伯爵の怨念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベイムート伯爵の怨念33

2人で漂う、恍惚の世界。

神から授かった、この淫らな肉体を持つ娘。
におい立つ香りは、女の性を刺激する。
しゃべりかたも、鳴く声も可愛い。
顔はまさしくアフロディーテ。

もう、離さない・・・
私のベッドの上だけが、貴女の居場所よ

官能の海の中で、娘の唇にそっと口付けをする。


<!!!>

光が・・・見える。

その光が、娘からマティアスの身体に入ってくる。

<き、来た? 来たの?>

マティアスの全身がオーラに包まれる。

<このあふれ出す力はなに?
 
 みなぎるパワーに、全身が震える。

 細胞一つ一つが覚醒していくような、この高揚感!>

「ついに、鍵が・・・」

<何を誓ったっけ? 
 私はクレスを一生愛し、一生彼女に官能と悦楽を与え、そして彼女を一生守り続けると誓うわ!
 冥府の王セドナよ、私の誓いを聞き届けたまえ!
 私はクレスに全てを捧げ、彼女の悦楽と反映を
 そして、彼女の矛となり、盾となることをここに誓う!!>

ヴァ〜〜〜ン!!!

更なる力が流れ込む。

まだ、まだ来るのか・・・

契約のレベルが上がった?!

さっきより、はるかに大きい力

こんな力、支えきれるのか・・・






全員召集! というか、見たい娘だけでいいんだけど♪

修道院の裏、一面の草原に遠くに白い山脈。


マティアスが左手をかざす。
左手に闇のオーラが絡みだす。

「地獄より出でよ、亡者の軍団!」

前面に黒き闇が広がる。

「わぁ・・・」
シスター達が口々に畏怖とも驚嘆ともとれる声をもらす。

なんと、その漆黒の闇の中から何百、何千もの兵士が現れたのだ。

「オーランドが亡者の軍団を操っていたのは、この力だったのね・・・」
ルテアが言う。
「すごい・・・な・なんて、邪悪な!」
ミディアが感激して叫ぶ。
「亡者の軍団というだけで、邪悪とは限らないわ」

どんどん溢れ出でる、亡者の軍団。

「もし、この軍団をクレスが呼び出していたらどう思う?」
ルテアが笑顔で言う。
「邪、邪悪は、邪悪よぉ」
何を言ってるのよって感じでミディアが言う。
「ふふふ、そうね。
 でも邪悪というのはこちらが勝手に決め付けていることだわ。
 彼らはその眠りから不当に呼び出された、可愛そうな戦死者達。
 国や家族の為に戦い、倒れていった人達。
 英雄でこそあれ、邪悪などではないわ」
「う、うん・・・」
「ごめんミディア、難しい話はやめましょう」
「そうね、軽くいきましょう♪」

マティアスがまた左手を掲げる。
「出でよ、地獄の火竜!」

目の前に闇が湧き上がる。
その中から、見たこともない巨大な恐ろしい生物が現れた。

ぶわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

地を劈(つんざ)く、咆哮。

「きゃー!!!」
さすがのマティアス軍団も震え上がる。

呼び出した、マティアス本人も驚きの表情を隠せない。

「全てを、焼き払え!!!」

巨大な咆哮と供に、亡者の軍団が炎に包まれる。
焼かれる亡者達から幾多の悲鳴があがった。

目をそむけるシスター達。 

その中で、歓喜に打ち震えるミディア。

あっという間に亡者を焼き払い、火竜がこちらを振り返った。

「きゃーーーっ!!!」
叫びながらも、複数のシスターが防御結界を張る。
それ以外のシスターが攻撃と幻惑の構えをとった。

ルテアが空間魔法、ミディアが爆裂魔法の体勢に入る。

「戻れ、地獄の火竜!!」

咆哮の寸前に、火竜が漆黒の闇へと消えていった。

「あぁぁぁ・・・」
安堵するシスター達。

「全てをってのが、とても危険だったわね」
ルテアが言う。
「そうね、表現も考えないとね。
 地獄の火竜の能力がどれほどのものか、見てみたかった気もするけど・・・」
「それは、今度・・・私とミディア、それにあと・・・上位5人くらいで試してみましょう♪」
「そうね、ルテア。
 それに分かったことがあるの。
 私が思い描くものが、具現化しているわ。
 ミディアと違って私は火竜なんてみたことがないの。
 子供のころ絵で見て、それをいろいろ修正して紙に描いていたわ。
 今呼び出した火竜は、その絵そのものだった」
「それは、すごいわ!」
ミディアが悦に入って叫ぶ。

マティアスのそばに寄り添い、感激の表情を表すミディア。

「そして、これが見たかったものよ」
改めてマティアスがその左手をかざす。

左手に漆黒のオーラがまとい出す。
「開け!
 冥府の扉!!」

どーーーーーんっ!!!

眼前に巨大な闇が出現。
球体の闇はものすごい吸引力で周りの物を吸い込む。
ブラックホールだ。

焼き尽くされた亡者の残骸が、全部吸い込まれていく。

全てを飲み込むこの世の破壊者。
マティアスが思う冥府の扉とは
ブラックホールだったのだ。

劈(つんざ)くような数人の悲鳴が聞こえた。
人がのみこまれたようだ。

マティアスとその背後は
ブラックホールの死角となっているのか
そこにいるシスター達は吸い込まれない。

「閉じよ! 冥府の扉!!」

一瞬にしてあの巨大なブラックホールが消滅。

「ダイレクトリンクしてきてた4、5人が吸い込まれたわ」
冥府の扉を閉じたマティアスが言う。

「ルテア、私達を覗いている者たちがいるわ!」
ミディアが叫ぶ。
「近距離探査5、遠距離探査4!」
ルテアが瞬時に応える。
「座標を送って!」
ミディアが叫ぶ。
「今、送るわ」

ぱちんっ!!!

ミディアの指が鳴る。

遠方で火柱が上がる。
5つ。
4つ。

ちょっと遅れて、強烈な振動と轟音。

「遠距離の2箇所がかわしたわ!」
「座標を!」
「ミディア、何してるの?
 勝手なことしないの!」
マティアスが言う。
「は、はい・・・でも、あと2箇所」
このままやらせてと訴えるかのように言うミディア。
「もう、いいわ。
 ルテアがこのあたりの結界を中和したから、ぞくぞくと監視部隊が集まってきたんでしょう」
「私のマティアスを覗くなんて、皆殺しにしてやるわ!」
ミディアが息巻く。
「ミディア、いいのよ。
 それよりこの力を見せ付けてやりましょう。

 誰が、この地で最強なのか!
 誰が、この地を統べる者なのか!」

思わず合掌するミディア。
目はもううつろだ。

マティアスも、やっと得たこの力に感激している。

「この力があれば、
 世界を滅ぼすことだって
 世界を征服することだって可能だわ!

 そして、この世の全てを私のものにする!

 可愛い娘たちも全員私のものよ!
 毎日毎日犯しまくってやる!!!」

右手を高々と上げ、天に向かって挑戦状を叩きつけるマティアス。

「マ、マティアス様・・・素敵!
 ミディアはマティアス様にどこまでも付いていきます・・・」

マティアスを仰ぎ、膝まづき合掌するミディア。

顔はすでに、地上で最も美しき女神に陶酔しきっている。

「この世の楽園を作るぞぉ!
 ハーレムだぁ!!!」


「・・・・・」

ルテアがつぶやく。

「マティアス、調子乗りすぎ・・・
 ミディアが本気にしちゃって、はまりこんじゃってるわ。

 それに世界征服の目的って・・・


 ハーレムを作ること?


 賛成だ・け・ど・・・♪」





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2012年08月15日

ベイムート伯爵の怨念34


「避雷針は?」
「まだ、完了していません」
「急がせろ! 中継ポイントの障壁は?」
「全12箇所中10箇所終了です」
「中継ポイントのダミーブランチは?」
「全12箇所中5箇所終了です」
「遅れているぞ、急がせろ!」
「周辺の動向は?」
「ターゲット周辺の結界が消滅してから、急に感知チームが集まってきていますね。・・・現在周辺に7チーム」
「7だと・・・多いな。どういうことだ?」
「感知に長けた者なら、この地に張り巡らされていた結界に気づいていた・・・ってことでしょうね」

「今回は徹底していますね?
 避雷針って・・・何ですか?」
「設置に時間がかかるから、めったに使われることはないが、
 逆探を受けたときに最大の障壁になってくれる
 ジャミングシステムのことだ」
「ん〜?」
「要するに、逆探知を受けたとき避雷針の座標がこちらの座標のように相手にみせかけるシステムだ。
 敵から逆探攻撃を受けたとき、避雷針が攻撃を受けてくれるわけだ」
「なるほど・・・でも、それは座標誘導でもできることですよね?」
「座標誘導は緊急時のいちかばちかの賭けだ。
 安全なのは避雷針と、今張りめぐらせている中継地からのダミーブランチだ。
 逆探をしてきた敵はこのダミーブランチに誘い込まれて、そこに我々がいると錯覚する。
 2重、3重の防壁だ」
「なるほど、座標誘導も含めて3重の防壁というわけですね。
 実は俺、ダミーブランチもはじめてで・・・」
「ここまで徹底した防壁は、めったに構築しないからな。
 よく見ておけ。今回は奴が指揮をとっているからな。
 いい勉強になるだろう」

「B7がターゲットにダイレクトリンクを仕掛けました」
「なに? ばかな!
 我々が探査していることを相手に知らせるだけだ!!」
「それに呼応して、C3、U4がダイレクトリンク」
「くそっ、時間がない!
 ミラ、どう?」
「複数回に及ぶSS同士の戦闘・・・巨大な残留思念が消滅。
 異界からの干渉、それに時間にゆがみが生じています。
 感知可能な素子から判断して、ターゲットはフレール・フルールと推定できます」

ミラ01.jpg   ミラ

「確定はできなの?」
「現段階で60%」
「私がダイレクトリンクしましょうか?
 そうすれば、確定できるはず・・・」
ミラが言う。
「ダメだ。相手はフレール・フルール、オリエント最強の魔女と呼ばれる超大物だ。
 逆探攻撃されたら、我々などひとたまりもないぞ!」
「エルニカ!
 ターゲット周辺に、巨大な、巨大な・・・こ・これは、これは・・・」
「どうした、ミラ?」
「こ、これは・・・
 異界が、出現・・・しまし・た」

「緊急撤収! 全員撤収だ!!」
危険を察知し、エルニカがいきなり叫ぶ。

エルニカ01.jpg   エルニカ

「な、なんだって?」
「全ブランチ最大出力!
 全員すみやかに撤収しろ!」
「ここまできて、か?」
「全ての探知痕跡を抹消!
 中継障壁最大!
 避雷針稼動!
 ジャミング班、最大ジャミング!
 バリア班、最大防御!
 感知班は全ての探知痕跡を消去しろ!」
「せっかくここまで作ったのに?」

「あっ! 逆探・攻撃、来ますっ!!!」
ミラが叫ぶ。

「中継障壁最大! ダミーブランチに誘い込め!」
エルニカの指示が飛ぶ。
「速い! 間に合いません!」
「最大ジャミング!」
「間に合いません!」
「避雷針最大!」
「突破されました!」
「座標誘導!!」
「はい!」
「最大バリア!!」

どーーーーーーーーーーん!!!

耳を劈く轟音。
目の前が一瞬にして炎に包まれ、

・・・消滅。

全身が焼かれるような高熱。

「うわぁぁぁぁぁ」
「あぁぁぁぁぁ」

轟く悲鳴。

「か、かわした・・・」
「座標誘導で、わずかに外れたんだ」
「直撃じゃないのに、この衝撃か・・・」

「次に備えろ!
 ジャミング班はジャミング!
 バリア班はバリア!
 己の職責を真っ当しろ!」
エルニカが叫ぶ。

「第2派、逆探来ます!」

「くっ!
 最大防御!
 最大ジャミング!
 座標誘導、また頼むぞっ!!」

全員が防御体勢をとる。

「・・・」

<第2派攻撃は・・・来、ないの?>

「・・・逆探は?」

エルニカがミラに尋ねる。

「来ています。ダイレクトサイト・・・」

<・・・向こうには、見えているのね?>

エルニカが身なりを整え、語りかける。

「ミッションにより、この地を探知していました。
 他意はありません。

 ただちに撤収いたします」

エルニカが全員に命令する。

「全員、ただちに撤収!」





「地獄の火竜ならぬ、地獄の美女とかも出せるのかな?」
「ふふふふふ・・・貴女、犯されまくって、ばらばらにされるわよ♪」
「あぁぁぁ、いいわぁ。素敵だと思わない、ルテア。
 地獄の美女に犯されまくりたい・・・
 でもばらばらにされるなら、マティアスがいいわぁ♪」
「ミディア、地獄の美女なら呼び出さなくても、もういるじゃない?」
「あっ、そっかぁ。それもそうね。マティアスこそが地獄の美女よね♪」
「マティアスが地獄の美女かどうかは分からないけど、地獄の美女はきっと彼女みたいな人よ」
「うん、私もそう思うわ」
「マティアス以外、想像できないわよね♪」
「あぁ、マティアス。どうしてあんなに素敵なの?
 どうしてあんなにも邪悪なの?」
「また、邪悪なんて言ってる」
「だって、とても似合うんだもん。邪悪とか極悪とか。それに闇とか暗黒とか、それから地獄に冥府でしょう・・・」
「うん、そういう側面もあるけど、私にはもっと天に近いイメージがあるわ。天使とか天女とか」
「え〜〜〜っ、天使が下半身を娘たちの血だらけにして歩く?
 歳端もいかない生娘を縛り上げて、無理やり犯す?」
「でもその行為を行っているときのマティアスをどう思う。
 少女を縛り上げて、ベッドに連れ込み、犯す。
 その行為自体がこの世のものとは思えないほど美しく、神々しいわ。
 そして、処女の鮮血を浴びてまばゆいばかりに光り輝く。
 まさに、天からの使いだわ」
「ん〜、確かにこの世のものとは思えないほど美しいわよね。
 でもそれはマティアス個人が絶世の美女だからであって・・・
 いつもは興奮して、きちんと見てなかったような気がするけど」
「興奮して見るんじゃなくって、今度天使の営みだと思って見てごらんなさいよ。
 マティアスがまさしく少女を天国へ誘う天からの使いに、見えるわよ」

「少女を悦楽に導き、天国へ誘うか・・・、なんか、とっても・・・素敵」
合掌し頬を染めながらミディアが言う。

「貴女は、マティアスであればなんでも素敵なんでしょう♪」
あきれたわと言わんばかりの微笑みのルテアだった。


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2012年08月19日

魔女達の刻18


デフィエルデルワーレ。
ギルド前のおしゃれなカフェに、おしゃれな女性が2人。

白い石畳に赤い絨毯、白いテーブルに赤いクロス。
真っ白な町並みに溶け込む、真っ赤なパラソル。

抜けるような青い空に、2人の笑顔。

「ふふふふふっ♪」

「ねぇ、それはそうと・・・
 この前のバナートでの戦い、バナート戦役と命名されたそうよ」
エルニカが告げる。
「戦役?」
驚くサーシャ。
「あの地だけで、死者31名、負傷者12名だそうよ」
「死者31名!」
「近隣の地でも亡者があふれ出し、そうとうな被害が出たそうよ」
「死者31名って?」
「死者は、そのほとんどが探知チームよ。
 連合からの緊急依頼により、かの地を探知していたみたい。
 感知を得意とするギルドだったり、連合直属のメンバーもいたらしいわ。
 敵の逆探攻撃にあい、近距離で5チーム、遠距離で2チームが吹っ飛ばされたわ」
「な、なんですって!」
「一撃で、ほぼ壊滅よ。
 感知専門の優秀な要員ばかり。
 備えは万全だったはず。
 それが瞬時にして逆探され、殲滅されたわ」
「複数箇所同時に?」
「えぇ、直撃7箇所、なんとかかわせたのが2箇所のみ。
 9箇所同時に逆探されて、即爆破よ」
「爆破?」
「そう、相手には強力なボンバーがいたみたい」
「ボンバー!! あの超Sランクといわれる、幻の?」
「実在していたのね。私も初めてくらったわ、遠距離ボム。
 高熱と爆風、そして飛散する金属偏で、全身焼かれ、ばらばらにされるわ。
 直撃を受けたチームは、それは見るも無残な惨状だったそうよ」
「エルニカ。
 あ・貴女たちも・・・いたの?
 よ・よく無事で?」
「私達は逆探不能といわれる方法で遠距離探知をしていたし、
 念のため逆探防止の専門要員を2人、ミラにつけていたわ。
 1人は逆探知を察知してミラの遠距離探知を切断する人間。
 もう1人は敵からの逆探知をジャミングする人間。
 その上、避雷針も立てていたし、何十箇所にもおよぶ逆探障壁も構築していたわ。
 それでも逆探され、最後は座標誘導でぎりぎり助かったわ」
「よくそこまでの防壁を築いていたわね」
「私達は、他のチームと目的が違っていたのよ・・・
 超大物魔導士の痕跡を追っていたの」
「超大物?」
「・・・内緒よ。
 今世紀最大の魔女」
「・・・まさか?」
「オリエントの女王よ」
「フレール・フルール?!」
サーシャが驚いて叫ぶ。
「そう!」
「その地にいたの?」
「分からないわ。ミラの判定で、確立60%だって」
「そんな高い数字・・・」
「えぇ、ほぼ確定だと思うわ」
「それで通常では考えられない堅牢な防壁を築いていたのね?」
「でも、あっさり破られたわ・・・」
エルニカが残念そうに語る。
「かの地で、そんな戦いが繰り広げられていたのね」
「私達はすぐに撤収して、その地を離れたわ。
 当初は一帯に強力なジャミングが張られていて、他チームの被害が分からなかったの。
 最近になって、なんとか生き残った要員の証言や、
 全滅したチームのギルドが行った現地調査の結果を連合がまとめ、
 やっとその全容が分かってきたの。
 Sランク感知能力者6名を含み殉職者31名。
 今世紀最大の悲劇となったわ。
 そして、貴重な感知能力者を随分失った」
「そんなことが、あったなんて・・・」
「デフィエルデルワーレは
 正面中央にあって死傷者ゼロ!
 後続の部隊も
 正面後方にあって同じく死傷者ゼロ。
 これは、快挙だわ!!」
「・・・中央の戦闘より、周囲での戦闘のほうが激しかったのかもね」
「謙遜しなくてもいいわサーシャ。
 ミラの探知によると、中央の戦闘はそれよりもはるかに激しかったそうよ」
「!」
改めて驚くサーシャ。
「デフィエルデルワーレはその名の通り、
 鉄の意思をもった優秀なメンバーをたくさん要しているからこそ
 アキア最強のギルドと言われるのよ」
「アキア最強?」

「ギルド連合が、敵を撃退した正面中央のメンバーには
 英雄の証・連合十字勲章を、
 そしてそのメンバーを有すデフィエルデルワーレには
 ギルド連合中最強の証・連合金旗を授与するそうよ」

「えっ!

 連合十字章!!

 その上・・・

 連合金旗!!!」


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魔女達の刻
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ベイムート伯爵の怨念
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テスペランサ・ドゥ・ココ
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 11  12  13  14  15  16  17  18  19  20
 21  22  23  24  25  26  27
外伝
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 1:ポロネーゼ婦人 2:エヴァンゼリン 3:妖精の森
 4:伝道 5:美しきオブジェ

白い薔薇の淵まで
中山 可穂
ジャン・ジュネの再来とまで呼ばれる新人女性作家・塁と、平凡なOLの「わたし」はある雨の夜、書店で出会い、恋に落ちた。彼女との甘美で破滅的な性愛に溺れていく「わたし」。

深爪
中山 可穂
翻訳家のなつめは、人妻・吹雪と激しい恋に落ちる。吹雪の家で逢瀬を重ね、子供の昼寝の間に快楽をむさぼる日々。女同士の恋、家庭を壊すつもりなどなかったのに、会えば会うほど溺れてゆき、愛するがゆえに傷つけあわずにはいられない。

猫背の王子
中山 可穂
自分とセックスしている夢を見て、目が覚めた―。女から女へと渡り歩く淫蕩なレズビアンにして、芝居に全生命を賭ける演出家・王寺ミチル。彼女が主宰する小劇団は熱狂的なファンに支えられていた。だが、信頼していた仲間の裏切りが・・・



感情教育
中山 可穂
前世から契りあった恋人はあなたですか?今度こそ永遠に契りあうために、あなたはそこで待っていてくれたのですか?那智と理緒。傷つくことにすら無器用な二人が出会ったとき、魂がふるえ、存在の根源をゆさぶる至高の恋が燃えあがる。

サグラダ・ファミリア
聖家族
中山 可穂
将来を嘱望されながら、ある事件をきっかけに落ちぶれてしまったピアニスト響子。酒に溺れながら孤独に生きる彼女のもとに、かつて恋人だった透子が戻ってきた。赤ん坊を抱いて・・・

屋根裏の二處女
吉屋 信子
寄宿舎を舞台に、二人の“処女”の愛と尊厳を描き上げた吉屋信子の原点というべき小説。現代まで「禁断の書」として秘かに語り継がれた物語の全貌を、今、明らかにする。



花物語 上
吉屋 信子
少女の日の美しい友との想い出、両親を亡くした姉弟を襲った悲劇…花のように可憐な少女たちを繊細に綴った数々の感傷的な物語。世代を超えて乙女に支持され、女学生のバイブルと呼ばれた不朽の名作。

花物語 下
吉屋 信子
女学校中の憧れの的である下級生を思慕する少女、美しく志高い生徒と心通わせる女教師、実の妹に自らのすべてを捧げて尽くした姉…可憐に咲く花のような少女たちの儚い百合物語。

あなたがほしい je te veux
安達 千夏
友人の留美に対する同性愛の欲望を意識しながらも、男友達の小田との肉体関係を愉しむヒロイン・カナ。男とはHできるが、愛せない。女は愛せるが、Hは・・・



ナチュラル・ウーマン
松浦 理英子
女性と女性との恋愛物語。私はこの小説を書いたことを誇りに思う―著者。《定本》映画化決定。’80年代に孤立した輝きを放った女流文学賞作家の畸型的傑作。

蝶の眠り
柳田 有里
雨の歩道橋で深見笙子と出会った沙霧は、彼女の溌剌とした容姿や、輝くような個性の閃きに接するうち、彼女にほのかな恋情をおぼえるようになる・・・

秘密の花園
三浦 しをん
最初から、那由多だけは特別だった。一目惚れや運命の相手なんて信じはしないが、この学校の桜の木の下で彼女に初めて会ったとき、私は悟った・・・



雲南の妻
村田 喜代子
この契りは永遠に…。女が女を娶る。中国雲南の奥深い地で過ごした忘れ得ぬふたりの愛の生活。奇妙な同性婚、傑作長篇小説。

雨の塔
宮木 あや子 
四人の少女たちが織りなす愛と孤独の物語。資産家の娘だけが入れる特別な学校に「捨てられた」四人の少女たち。閉じた空間で生まれる愛情、執着、嫉妬。濃密で危うい感情の行く先は・・・

葬儀の日
松浦 理英子 
葬式に雇われて人前で泣く「泣き屋」とその好敵手「笑い屋」の不吉な〈愛〉を描くデビュー作はじめ3篇を収録。特異な感性と才気漲る筆致と構成によって、今日の松浦文学の原型を余すところなく示す幻の第一作品集。



私立カトレア学園
乙女は花に恋をする
沢城 利穂
乙女の園、私立カトレア学園の入学式。迷子になって泣いていた、ひなを助けてくれたのは『氷のプリンス』大城翼先輩。男子禁制の乙女の花園でひそやかに咲く、乙女たちの甘くて切ないスイート・ラブ。

ワイルドブーケ
花の咲かないこの世界で
駒尾 真子
自由恋愛が禁止され、結婚する相手も国家によって管理される世界。国王の嫁となるべく定められた美貌の姫君デェリアナと姫のお世話をするメイドのジョーゼットとの素敵な恋愛物語。

ワイルドブーケ
想いを綴る花の名は
駒尾 真子
「大好きな人とずっと一緒にいたい」、そのためだけにすべてを捨てて、見知らぬ世界へと旅立った二人の少女ジョーゼットとデェリアナ。その後の2人に降りかかる事件とは・・・。王道百合小説の第2弾!



偽りの姫は騎士と踊る
ダブル・エンゲージ
渡海 奈穂
父王を家臣に殺され、国を追われたディアナ姫。彼女を支えたのは、幼い頃から忠誠を尽くした女騎士・エフィだった。彼女への想いを募らせるディアナだが…素直になれない姫と誠実な女騎士との百合ファンタジー。

あまがみエメンタール
瑞智 士記
全寮制の小中高一貫校、青嵐女学院。外界から完全に隔離された少女たちの園で、ロリータファッションに身を包む少女・橘地莉子は今日も、ルームメイトである渡会心音の肌に歯を立てる。何年にもわたって続く二人だけの秘密の「儀式」…

PUPPY LOVE
鈴本紅:著 ひびき玲音:絵
同級生の知花がかわいくて仕方ない乃々子は、自他共に認める知花オタク。普通じゃない女子高生と普通な女子高生の、ラブコメ。



384,403km―
あなたを月にさらったら
向坂 氷緒:著 玄鉄絢:絵
美由紀は幼稚園以来9年間、理世にずっと片思い。別の小中学校に通う理世とは384,403km―月と地球の距離のように遠いと思っていた。でも・・・

どろぼうの名人
中里 十
私の名前は初雪。もうすぐ15歳になる。美しい古書店店主・川合愛は私を欲しがり、姉は彼女に私を差し出した。川合愛との不思議な生活。飽きられないように、愛し続けられるように。

どろぼうの名人サイドストーリー いたいけな主人
中里 十
私がお仕えする国王陛下は21歳の陸子様。私は陸子さまを愛し、陸子様も、きっと私を愛してくださっている。しかしある日、陸子さまのお側仕えに15歳の美少女緋沙子が登用された…。



君が僕を1
中里 十
昔はどこの商店街にもいたらしい商売繁盛の神様""恵まれさん""が、私の街のショッピングセンターに、復活。今度の"恵まれさん"はなんと中学三年生。気になる…気になる……好きになる?

. (period)
瑠璃 歩月
マフィアへの復讐に燃える女性警官・ビアンカは、警察への復讐に全てをかけるマフィアの手先・ニコラと運命的な出会いを果たす。相容れない者同士が闘いの中で互いを認め、惹かれ合っていく…。

みすてぃっく・あい
一柳 凪
冬休みの女子寮には、4人の美術部員しかいなかった。私たちはひたすらに戯れる―ピクニックをしたり、チェスをしたり、いっしょにお風呂に入ったり。でも2人に告白され、私は選ばなければいけない・・・



ストロベリー・パニック1〜3
公野 櫻子
乙女の聖域に秘められた恋…。シスター・プリンセスの公野櫻子氏が、正統派百合ノベルを華麗に書き下ろし。名門お嬢様学校である聖ミアトル女学園に編入した少女は・・・

クシエルの矢1〜3
ジャクリーン・ケアリー
天使の血をひく人々の国、テールダンジュ。ここでは、愛の営みは神への捧げ物である。少女フェードルは“クシエルの矢”と呼ばれる印をもって生まれ、人には言えない性癖があり、それゆえに数奇な運命をたどる…

蒼穹のカルマ1〜7
橘 公司
空で生き、人を襲う空獣(エア)が住む世界。空獣を狩る機関「蒼穹園騎士団」でカリスマ的人気を集める女騎士・鷹崎駆真。だが世界の平和を守るはずの騎士である彼女には、世界の平和より優先すべきことがあった…
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