壁には全裸で後ろ手に縛り上げられた娘たちが飾られていた。
よく見ると壁から斜めに突き出る巨大な責め具に貫かれている。
かなり長いのであろう、
足首は壁からの皮バンドで固定されてはいるものの
娘たちが宙に浮いているのはこの責め具によってである。
思わず目を背けるクレッセント。
そんなクレッセントの反応を楽しむかのように
テレーゼが言う。
「よく見ておきなさい。
貴女もすぐにあそこに飾られるんだから」
「えっ?」
「あそこにいる娘たちは、マダムのお気に入りの奴隷たちよ。
マダムに抱かれていないときは、あそこでご指名を待つのよ」
抱かれる娘がもし一日一人とすると、
それ以外の者は9日間
ずっとあそこに掛けられたままということになる。
リザの館で見た十字架を思い出す。
十字架から斜めに突き出る長い貫き棒で
泣きながら貫かれる美しい少女。
ここでは美しき娘たちが
責め具に貫かれ
壁に飾られている。
リザやドゥ・パーツも恐ろしかったが
領主の娘であるジュジュもかなり恐ろしい存在だ。
何をやっても許される。
脚がガクガクとふるえだす。
「マダムは、一流好みなの。
みんなすごい美人でしょう?」
テレーゼが楽しそうに言う。
そういえば、10人くらいいる娘たち全員
顔もスタイルも抜群だ。
よくこんな美しい娘ばかり集めたものだと感心するくらいだ。
「クレス、貴女の場所を空けないといけないわね。
ん〜〜〜っと・・・」
ジュジュがそう言うと
唇に指をあてながら
壁に飾られてる娘たちを1人1人物色する。
ジュジュが部屋に入ってくるなり
すがるような目で見つめていた娘たちが
一斉に視線をそらす。
「ミザリアを」
ジュジュが一人の少女を指さした。
控えていた女性2人がミザリアと呼ばれた少女に走り寄る。
この召使風の2人も、かなりの美しさだ。
美女ばかりが集まる組織は、本当に恐ろしい。
身に染みて分かっているはずだったが
今気づいても、もう後の祭りだ。
「マダム、マダム、お助けください!
私はマダムのことが大好きです!
お慕いしております!
なんでも、なんでもいたします!!
お願いです、マダム!!!」
ミザリアが泣きながら嘆願する。
「なんでも・・・するの?」
「は、はい、なんでもっ!
マダムの命令なら
なんでもいたします!」
「じゃぁ、これからは私の為に
働いてちょうだい♪」
「あぁぁ、後生です。
お願いです、マダム!」
「孕ませ台へ」
ジュジュがうれしそうに指示する。
「た、助けてください!
マダム、お願いです!!」
2人がかりでミザリアを壁から外す。
そしていやがる少女の首輪を鎖でひっぱり
奥へとひきずっていく。
大理石の空間に
美しい娘の泣き叫ぶ声が
心地よく響き渡る。
「壁に飾るといっても
早ければ1度抱かれただけで飽きられてしまい
即、孕ませ台って娘もいるのよ」
テレーゼが小悪魔の笑顔で言う。
クレッセントをさらに震え上がらせるつもりだ。
「貴女だって、1年も飾られているってわけじゃぁないのよ。安心なさい♪」
ミザリアの後を追うように連れて来られた隣のエリア。
孕ませ台というのは、まんぐり返し台のようなものだ。
ここに運ばれる娘たちは
身体を二つ折りにされ
膝を頭の横で台に固定される。
すると最も恥ずかしい部分が
真上を向くわけだ。
暴れるミザリアも
いとも簡単に孕ませ台に固定されてしまった。
手慣れたものだ。
クレッセントもミザリアの真ん前まで連れて来られた。
「あぁぁぁ、マダム!
許してください。
お願いです、マダム!!」
召使の1人が少女の股間に
怪しげな液体を塗り込む。
「あぁぁぁ、いや!
いやぁっ!!」
ミザリアがほとんど動けない状態なのだが
思いっきり抵抗を試みる。
その間にもう1人の召使が
大きな透明なシリンダー
というより
巨大な注射器と
バケツを持ってきた。
そして白濁色の液体を
その注射器に吸い込んでいく。
「いやっ!
助けて、マダム!!」
少女がさらに泣き叫ぶ。
クレッセントには、何が起きようとしているの理解できるはずもない。
ただ、少女の官能的な体位と
その泣き叫ぶ仕草に興奮し
しっとりと濡らしてしまっていた。
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