甘い香り。
全身に残る、悦楽の余韻。
甘い、甘い口付け。
官能の余韻に身を任せ、悦楽の余波をただよっていた。
「キスだけで、こんなにお漏らししちゃって・・・」
いつの間にかクレッセントの下半身にまとわりついてきているドゥ・パーツが、くんくん匂いをかぎながら言う。
「いやらしい匂いがプンプンするわ、いけない娘ね♪」
ドゥ・パーツの手がスカートの裾から入り込み、腰骨のあたりにそっと触れた。
いまだ官能の余波から抜け出せていない身体を、再び大波が襲う。
「あっ、あぁ・・・いや・やめて!」
下着がゆっくりと下ろされる。
「あっあぁ、お・お願い。やめて!」
「あ〜ら、こ〜んなにベトベトにしておいて、よく言うわね」
いとも簡単に脱がせた下着を口元にあて、これみよがしに口に含む。
そしてクレッセントの右足を肘に抱え込み、ゆっくりとメイドが立ち上がる。
「あぁぁ、い・いや!」
右脚がどんどん吊り上げられ、ついに膝が胸にあたるところまで割り裂かれた。
「搾りたては、やっぱりいい香りね。押さえておくのよ、ドゥ・パーツ」
リザがしゃがみこみ、クレッセントの下半身に迫ってくる。
動悸が激しくなる。
「あ〜い」
官能の目でクレッセントを見つめたまま答えるメイド。
「ご主人さまが、今からもっといいことをしてくださるから。おとなしくしていなさい」
溢れ出す体液が内腿をつたう。
リザに股間をむさぼられている間中、
少女がなぜあれほどまでに悶えまくり、何度も失神したのか分かった気がする。
幼い少女の子宮をあの淫らな舌が、散々かき回したに違いない。
あの・・・長い舌。
妖しげな気を放ち、身体の中で淫らにうごめく。
浅くゆっくりと引いたかと思うと
一気に奥底まで侵食する。
何の性感帯もない口を犯されただけであの官能。
あんなものが、あんな淫らなものが
下半身から侵入してきたら
私はいったいどうなってしまうの?
蝶のように舞い、襲いかかるリンガをすべてかわすドゥ・パーツ。
離れ際にクレッセントの耳元で
「子猫ちゃん、もう離さないわよ♪」
とささやき軽く頬に接吻された。
全身を襲う官能の渦。
脚腰が痙攣して・・・た・て・な・い
<うっ、た・耐えるのよ!>
ここで負けたら
奴らの性奴にされてしまう
淫らな責めにむせび泣き
精気を全部吸い取られ
そして天に祝福されることなく、冥府へ落ちる
<リ・リザがこっちへ歩み寄ってくる>
な・なんて、妖しい微笑み
リザを見たとたん、全身がゾクゾクッと歓喜で震える
さっき受けた熱い接吻が忘れられないの?
身体はリザからの抱擁を望んでいるの?
どんな官能を与えられたとしても
最後はあの恐ろしい十字架にかけられて絶命するというのに・・・
で、でも
このまま、快楽の波にのまれるのも・・・
そんな思いが一瞬、頭の淵をよぎる。
だ、だめだ
奴らの妖しき気に負けるな・・・
<リンガ・・・!>
最後の賭け!
私の身体はもう奴らの淫らな気におちてしまっているけど
あなたはまだ、動けるよね
<ドゥ・パーツを!>
あの淫らな邪鬼を!!
リンガが一斉に、妖しく美しき蝶を襲う。
黒き蝶はその羽をはばたかせ、
華麗に舞い
全てのリンガを翻弄した。
<くっ、リンガ! 最後の支柱を、砕けっ!!!>
7本の支柱のうち6本はすでに破壊。
このドームは中央の残り1本で支えられている状態だ。
最後の支柱は当然、太く巨大だ。
リンガが一斉にその支柱に炸裂。
ドーーーンッ!!!
リンガが斜めに攻撃した軌道にそって、支柱に亀裂が走る。
裂け目の上下がドームの重さに耐えられず、砕けていく。
<いける、いけるわ! 逃げろ!!>
膝まづき身動きがとれなくなっていたクレッセントが、一瞬にして飛びのく。
<走れ! 一気に駆け抜けろ!!>
崩れ落ちるドームに引き寄せられて、周りの建物も崩落する。
その中を電光石火、駆け抜けるクレッセント。
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