2014年12月31日

番外編:マダム・ジュジュ

マダム・ジュジュの屋敷はまさに豪邸だった。

0ジュジュ邸01.jpg

領主主催のパーティで、
一人の女性に声をかけられた。
そのあまりの美しさと妖しい瞳に魅了され、
誘われるままにここまでついてきてしまった。
背の高めのクレッセントより一回り長身で
ラメをまぶしたパープルのロングドレスが
彼女の素敵なプロポーションをより一層引き立てる。

この地の領主の
美しき娘だった。

「なんて、綺麗なお嬢さんなんでしょう」
「女の私でも、惚れ惚れする美しさね」
「きっと貴女以上の美貌をもった女性は、この国にはいないわ」
目の覚めるような美人に
褒めちぎられて、おだてられて
有頂天になってるクレッセント。

甘い言葉とソフトなボディタッチ。
そして、頬にそそがれる優しいキッス。

クレッセントの反応を確かめるような誘惑。
ちょっと恥ずかしげに下を向くクレッセントの顎にそっと手を添え、上を向かせた。

「可愛い娘♪」

唇を重ねる。

そして強く抱きしめ、
ジュジュの本格的なキッスが始まった。

「ん〜」
クレッセントから小さな喘ぎがもれる。

「貴女のことが、
 とっても好きになってしまったわ♪」

さらに強く抱きしめ、耳元にささやく。

ジュジュ01.jpg

「ねぇ、クレス
 私のものになって」

応える間もなく、情熱的な口吻。

長い舌をクレッセントの口に挿入し、その舌と戯れる。

「ん〜〜〜」
もうクレッセントはメロメロだ。

舌を絡め取り、濃厚な愛撫をそそぎ続けるジュジュ。

「ん、ん〜〜〜」
クレッセントから、官能的な喘ぎがもれる。

「貴女は、もう私のものよ
 いいわね・・・クレッセント」

右腕で思いっきり抱きしめたまま
左手でクレッセントの胸を優しく揉みこむ。
「あ、ん〜っ」

壁に押し付け
太腿でクレッセントの股間を刺激する。

「あぁぁっ、あん」
のけ反り、大きく喘ぐクレッセント。
 
「お返事は、クレッセント?」

「は、は・・・い」

若い肉体を襲う官能に耐えきれず、応えてしまうクレッセント。

「うれしいわ、クレッセント。
 貴女は私のものよ」

ジュジュの真っ赤な唇が
クレッセントのピンクの唇に吸い付く。
大理石の壁に押さえつけられ
グイグイ胸と股間を刺激される。

「ん、ん〜っ、あぁぁ」
クレッセントの喘ぎがさらに大きくなる。

「私の可愛いペット♪」
全身を震わせ、ジュジュの愛撫を受けるクレッセント。

敏感な乳房を優しく揉みこまれ
ジュジュの太腿が的確にクレッセントの最も感じる部分を刺激する。

「あっ、あぁぁぁ・・・」

悶えるクレッセントを押さえ込み情熱的なディープキッス。

そして、大量の唾液が流しこまれた。

一瞬大きく震えながらも
ごくごくと嚥下するクレッセント。

ジュジュの熱い唾液を飲み込まされるたびに
身体の力が抜けていくのを感じる。

その真紅の唇でキッスをされるたびに
全身のオーラが吸い取られていくような感覚だ。

今や自分一人の力では立っていられない状態になっている。

「貴女は私の可愛いペット・・・」
優しく微笑みながらジュジュが言う。

「そして私の奴隷よ、いいわね♪」

クレッセントの両腕を
後ろに回しこんで

縛り付けた。

<えっ、奴隷・・・?>

[私のもの] から、[ペット] に、そして [奴隷] へと
表現が変わってきている。

<!>
後ろ手に縛る縄が切れない。

リミッターブレーカーであるクレッセントが
こんな縄を切れないわけがない。

縄に呪符がほどこされているのか、
それともクレッセントの能力が中和されているのか。

確かに身体が重く、力がでない。
今にも床に座り込んでしまいそうだ。

「私の奴隷には、みんなこれをしているのよ」
と言ってクレッセントの首
に黒光りする皮の首輪を付けようとする。

「マダム!」
思わず抵抗したが、あっさりとはめられてしまった。

「ん〜、真っ白な貴女のうなじにピッタリだわ。
 とっても素敵よ、クレッセント」
頬を染めて微笑むジュジュ。

今もそうだ、抵抗したのに簡単に首輪をされてしまった。

感じる・・・この首輪はそう簡単には外せない!

ジュジュが強力なバスターなのか?
いや、まったくそんな気配はない。

他に強力なバスターがいてクレッセントの能力を中和しているのか?

それとも、この館全体に強力な結界が張られているのか?

恐怖が身体の底からこみ上げてくる。

<とても、まずい状況だわ・・・>

「テレーゼ!」
隣の部屋に向かって、ジュジュが呼ぶ。

待ち受けていたかのように扉がすぐ開き
背の高い女性が入ってきた。

0テレーゼ01.jpg

召使なのか
ジュジュの好みであろう
彼女とならぶほどの美しさだ。

「やっと、手に入ったのですね?」
クレッセントを熱い眼差しで見つめながらテレーゼが言う。

「えぇ、結構手間がかかったけどね♪」

「仕方ないですわ、
 この町だけでなくアラキアでも1・2を争う美形ですもの♪
 ましてや、バスターであり
 5大ギルドの筆頭デフィエルデルワーレの広告塔。
 狙う相手も多ければ
 ギルドが手放すはずもない」

「そうね、でもこれで私のものよ・・・ふふふ。
 テレーゼ、
 奴隷契約書にサインさせる前に
 館の中をじっくりと
 見せてあげるて♪」

ジュジュがテレーゼに指示する。

クレッセントの首輪には鎖がつけられていて
犬のようにひっぱりまわせるようになっている。

テレーゼがその鎖を引いて、クレッセントを地下へと誘う。

<! ち、地下・・・>

今まで地下に連れ込まれて、ろくなことがなかった。

恐怖で脚がすくむ。

美しいメイドが、鎖を強く引っ張る。

「早く、いらっしゃい!」

大きな鉄のドアを開けたその部屋は


やっぱり拷問部屋だった。


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2015年01月02日

番外編:マダム・ジュジュ2

凍り付くクレッセントをひきずり、通路を進む。

壁には全裸で後ろ手に縛り上げられた娘たちが飾られていた。

よく見ると壁から斜めに突き出る巨大な責め具に貫かれている。

かなり長いのであろう、
足首は壁からの皮バンドで固定されてはいるものの
娘たちが宙に浮いているのはこの責め具によってである。
 
思わず目を背けるクレッセント。

そんなクレッセントの反応を楽しむかのように
テレーゼが言う。
「よく見ておきなさい。
 貴女もすぐにあそこに飾られるんだから」

「えっ?」

「あそこにいる娘たちは、マダムのお気に入りの奴隷たちよ。
 マダムに抱かれていないときは、あそこでご指名を待つのよ」

抱かれる娘がもし一日一人とすると、
それ以外の者は9日間
ずっとあそこに掛けられたままということになる。

リザの館で見た十字架を思い出す。
十字架から斜めに突き出る長い貫き棒で
泣きながら貫かれる美しい少女。
ここでは美しき娘たちが
責め具に貫かれ
壁に飾られている。

リザやドゥ・パーツも恐ろしかったが
領主の娘であるジュジュもかなり恐ろしい存在だ。
何をやっても許される。

脚がガクガクとふるえだす。

「マダムは、一流好みなの。
 みんなすごい美人でしょう?」
テレーゼが楽しそうに言う。

そういえば、10人くらいいる娘たち全員
顔もスタイルも抜群だ。

よくこんな美しい娘ばかり集めたものだと感心するくらいだ。

「クレス、貴女の場所を空けないといけないわね。
 ん〜〜〜っと・・・」
ジュジュがそう言うと
唇に指をあてながら
壁に飾られてる娘たちを1人1人物色する。

ジュジュが部屋に入ってくるなり
すがるような目で見つめていた娘たちが
一斉に視線をそらす。

「ミザリアを」
ジュジュが一人の少女を指さした。

控えていた女性2人がミザリアと呼ばれた少女に走り寄る。

この召使風の2人も、かなりの美しさだ。

美女ばかりが集まる組織は、本当に恐ろしい。
身に染みて分かっているはずだったが
今気づいても、もう後の祭りだ。

「マダム、マダム、お助けください!
 私はマダムのことが大好きです!
 お慕いしております!
 なんでも、なんでもいたします!!
 お願いです、マダム!!!」
ミザリアが泣きながら嘆願する。

「なんでも・・・するの?」

「は、はい、なんでもっ!
 マダムの命令なら
 なんでもいたします!」

「じゃぁ、これからは私の為に
 働いてちょうだい♪」

「あぁぁ、後生です。
 お願いです、マダム!」

「孕ませ台へ」
ジュジュがうれしそうに指示する。

「た、助けてください!
 マダム、お願いです!!」

2人がかりでミザリアを壁から外す。

そしていやがる少女の首輪を鎖でひっぱり
奥へとひきずっていく。

大理石の空間に
美しい娘の泣き叫ぶ声が
心地よく響き渡る。

「壁に飾るといっても
 早ければ1度抱かれただけで飽きられてしまい
 即、孕ませ台って娘もいるのよ」
テレーゼが小悪魔の笑顔で言う。
クレッセントをさらに震え上がらせるつもりだ。

「貴女だって、1年も飾られているってわけじゃぁないのよ。安心なさい♪」

ミザリアの後を追うように連れて来られた隣のエリア。

孕ませ台というのは、まんぐり返し台のようなものだ。

ここに運ばれる娘たちは
身体を二つ折りにされ
膝を頭の横で台に固定される。
すると最も恥ずかしい部分が
真上を向くわけだ。

暴れるミザリアも
いとも簡単に孕ませ台に固定されてしまった。
手慣れたものだ。

クレッセントもミザリアの真ん前まで連れて来られた。

「あぁぁぁ、マダム!
 許してください。
 お願いです、マダム!!」

召使の1人が少女の股間に
怪しげな液体を塗り込む。

「あぁぁぁ、いや!
 いやぁっ!!」
ミザリアがほとんど動けない状態なのだが
思いっきり抵抗を試みる。

その間にもう1人の召使が
大きな透明なシリンダー
というより
巨大な注射器と
バケツを持ってきた。

そして白濁色の液体を
その注射器に吸い込んでいく。

「いやっ!
 助けて、マダム!!」
少女がさらに泣き叫ぶ。

クレッセントには、何が起きようとしているの理解できるはずもない。

ただ、少女の官能的な体位と
その泣き叫ぶ仕草に興奮し

しっとりと濡らしてしまっていた。


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ラベル:番外編
posted by Jiji at 18:33 | TrackBack(0) | 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月03日

番外編:マダム・ジュジュ3

「よく見ておくのよ。
 貴女にもいずれやってもらうから♪」
テレーゼがクレッセントの耳元でささやく。

興奮と恐怖。
クレッセントはただ食い入るように見つめているだけだ。

メイドがシリンダーを少し押し
上に向けた注射器から
ドロドロの液体があふれ出す。

「いやぁっ!
 お願い、やめてっ!!」

注射器をゆっくりとミザリアの性器にあてがう。

「あ、赤ちゃんができちゃう
 赤ちゃんができちゃうぅぅ 
 お願いです、助けて・・・」

一気に少女を貫いた。

「あぐっ!
 うぅぅっ!」

少女にはかなり太い。
当然途中で止まってしまった。

<・・・あかちゃん・・・?>

ちょっと疑問に思ったが
美少女が貫かれるシーンに夢中のクレッセント。

自分もされると宣言されているのに
溢れ出す愛液が止まらない。

するほう、されるほう
どちらに自分を重ねているのだろうか。

ぐりぐりかき回して
少女の硬い性器をなじませていく。

「あっうぅぅっ!
 お、お願いです・・・
 許してください!
 うぅぅぅぅっ!!」

そして体重をかけて
ねじり込んだ。

「うぐぅぅぅぅぅっ!!」

子宮口まで押し込んだのだろう
最後は少女の身体全体が
上へ動いた。

まだ幼さの残る美少女を
あの太く長い注射器が深々と貫いている。

なんとも魅惑的な光景なのか。
うっとりと見つめるクレッセント。

「あれは孕ませ具と言って
 中には男の精子がたっぷり入っているのよ♪」

えもいえぬ官能の世界から
一気に現実の世界に
引きずり降ろされるクレッセント。

「えっ・・・えぇ?」

あまりの言葉に

頭が動かない。

思考が停止する。

「さっ、いいわね♪」
少女を貫いたメイドが言う。

「お、お願いです。
 許してください!
 お願いしますっ!!」

孕ませ具のピストンに手を掛け

一気に射精した。

「いっ、いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

大声で泣き叫び
力の限りで
お尻をふるミザリア。

他はどこも動かせないのだ。

ぴゅうぅぅぅぅぅっ!

膣内の音が漏れ響く。

まさに射精だ。

すごい勢いで精子がほとばしっているのだろう。

少女の身体がガクガク震える。

「強制妊娠とでも言うのかしら?
 あぁやって、日に何度も
 大量の精子を注ぎ込んで
 妊娠させるのよ♪」

孕ませ具・・・?

男の精子・・・?

強制妊娠・・・?


わたし・・・も?


目の前が真っ白になる。
posted by Jiji at 19:16 | TrackBack(0) | 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
魔女達の刻
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ベイムート伯爵の怨念
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テスペランサ・ドゥ・ココ
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外伝
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 1:ポロネーゼ婦人 2:エヴァンゼリン 3:妖精の森
 4:伝道 5:美しきオブジェ

白い薔薇の淵まで
中山 可穂
ジャン・ジュネの再来とまで呼ばれる新人女性作家・塁と、平凡なOLの「わたし」はある雨の夜、書店で出会い、恋に落ちた。彼女との甘美で破滅的な性愛に溺れていく「わたし」。

深爪
中山 可穂
翻訳家のなつめは、人妻・吹雪と激しい恋に落ちる。吹雪の家で逢瀬を重ね、子供の昼寝の間に快楽をむさぼる日々。女同士の恋、家庭を壊すつもりなどなかったのに、会えば会うほど溺れてゆき、愛するがゆえに傷つけあわずにはいられない。

猫背の王子
中山 可穂
自分とセックスしている夢を見て、目が覚めた―。女から女へと渡り歩く淫蕩なレズビアンにして、芝居に全生命を賭ける演出家・王寺ミチル。彼女が主宰する小劇団は熱狂的なファンに支えられていた。だが、信頼していた仲間の裏切りが・・・



感情教育
中山 可穂
前世から契りあった恋人はあなたですか?今度こそ永遠に契りあうために、あなたはそこで待っていてくれたのですか?那智と理緒。傷つくことにすら無器用な二人が出会ったとき、魂がふるえ、存在の根源をゆさぶる至高の恋が燃えあがる。

サグラダ・ファミリア
聖家族
中山 可穂
将来を嘱望されながら、ある事件をきっかけに落ちぶれてしまったピアニスト響子。酒に溺れながら孤独に生きる彼女のもとに、かつて恋人だった透子が戻ってきた。赤ん坊を抱いて・・・

屋根裏の二處女
吉屋 信子
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花物語 上
吉屋 信子
少女の日の美しい友との想い出、両親を亡くした姉弟を襲った悲劇…花のように可憐な少女たちを繊細に綴った数々の感傷的な物語。世代を超えて乙女に支持され、女学生のバイブルと呼ばれた不朽の名作。

花物語 下
吉屋 信子
女学校中の憧れの的である下級生を思慕する少女、美しく志高い生徒と心通わせる女教師、実の妹に自らのすべてを捧げて尽くした姉…可憐に咲く花のような少女たちの儚い百合物語。

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松浦 理英子 
葬式に雇われて人前で泣く「泣き屋」とその好敵手「笑い屋」の不吉な〈愛〉を描くデビュー作はじめ3篇を収録。特異な感性と才気漲る筆致と構成によって、今日の松浦文学の原型を余すところなく示す幻の第一作品集。



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ワイルドブーケ
想いを綴る花の名は
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「大好きな人とずっと一緒にいたい」、そのためだけにすべてを捨てて、見知らぬ世界へと旅立った二人の少女ジョーゼットとデェリアナ。その後の2人に降りかかる事件とは・・・。王道百合小説の第2弾!



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乙女の聖域に秘められた恋…。シスター・プリンセスの公野櫻子氏が、正統派百合ノベルを華麗に書き下ろし。名門お嬢様学校である聖ミアトル女学園に編入した少女は・・・

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